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2021.03.10

【伝統工芸×ファッション】紅型職人の作品を纏う「琉球紅型かりゆしウェア」 セミオーダー会を開催!

展示会・受注会

Kizuna Okinawaと一般社団法人琉球びんがたコンソーシアムのコラボ企画、

「2021 BINGATA COLLECTION Kizuna セミオーダーかりゆしウェア展示・受注会」が

3月26日(金)よりホテルアンテルーム那覇にて3日間限定で開催されます。

かりゆしウェアを「選ぶ」から「作る」へ

かりゆしウェアは沖縄の伝統染織物、文化や自然等をモチーフにしたデザインが特徴で、沖縄では夏の正装として定着しており、ビジネスシーンから御祝い事まで幅広く着用されています。かりゆしウェアが普及し始めるとともに、柄・襟のデザインや、長袖、喪服用などシーンに合わせたスタイルも多様化しています。「人と被りたくない」というお客様のニーズも増えている中、Kizunaではシャツの型や柄、襟など5つのカスタマイズが可能な「セミオーダーかりゆし」を展開しています。

かりゆしウェアの図柄について

琉球紅型は鮮やかな色彩と大胆な配色、ユニークな模様で、琉球王朝から多くの人々を魅了し続けている沖縄の伝統工芸です。琉球びんがた普及伝承コンソーシアムは、紅型職人の作品をデジタルデータ化することで、「本物の紅型」を知財活用し、より多くの人に紅型の魅力を届けていきたいと思っています。

沖縄の伝統工芸である琉球紅型を、普段使いはもちろん、特別な日やビジネスでの勝負服として着用いただき、自分だけのファッションを楽しんでいただきたいです。紅型の文様が持つ意味合いや、職人が生み出す独自の作風が、着る人の個性をより際立たせます。

カスタムについて

セミオーダーは、サイズ、色、素材、襟の形、柄(紅型)を自分好みに組み合わせてカスタムすることができます。デザインをカスタムし自分の体形にフィットした洋服を着ることで、立ち姿や顔回りの見栄えが変わり、相手に与える印象もガラリと変えることができます。

【カスタム手順】

①シャツのデザインを選ぶ

②襟型を選ぶ

③柄(紅型)を選ぶ(4図柄)

④生地を選ぶ

⑤サイズを計る

【新柄】知念紅型工房「浜昼顔に熱帯さざ波模様」

昨年に引き続き2年目となる今回のイベントでは、新柄が登場。

柄を提供した知念紅型工房は、琉球王朝時代から続く老舗紅型工房。王朝時代は城間家・沢岻家とともに王族お抱えの御三家でありました。現在当主である、知念績元のこの作品は、海辺の小さな生き物達と浜昼顔の可愛らしい花がモチーフとなった作品です。浜昼顔の花言葉は「絆」。この図柄を手に取ってくださったお客様と、沖縄の作り手達に絆を生むきっかけになることを願っています。

知花幸修「MOUNTAIN」

紅型 にストリートカルチャーやPOP アート、サブカルチャーの要素を取り入れ、新しい角度で伝統工芸”紅型”を芸術の世界に広げている紅型作家。

「MOUNTAIN」は、色彩豊かな古典模様の山をポップに染め、タウンユースにも使える現代的な雰囲気に仕上がった作品です。眼前に望む山河は遥か昔に見た琉球風光明媚(りゅうきゅうふうこうめいび)。彩りは現在(いま)のストリートカルチャーを落とし込んだ沖縄の色彩を表現しています。

主催者の紹介

イベントの主催者である、Kizuna Okinawaは、沖縄の工芸品やアートとコラボするスローファッションブランドであり、織や紅型、アートとのコラボ企画で生まれた商品の取り扱い、販売を行っているセレクトショップです。

また、このイベントを共催する、琉球びんがた普及伝承コンソーシアムは、紅型職人と民間企業との連携を主軸に置いた組織で、数々の作品、職人たちの技術・文化を未来につなげ、産業として活性化させることを目的とした団体です。

イベント概要

内容:セミオーダーかりゆしウェアのほか、既製品のかりゆしウェア、アロハシャツ、雑貨の販売を行います。

開催日時:

2021年3月26日(金)13:00~19:00

2021年3月27日(土)11:00~19:00

2021年3月28日(日)11:00~17:00

場所:

ホテル アンテルーム那覇

沖縄県那覇市前島3丁目27-11 2F

セミオーダーかりゆしウェア料金:一着¥22,000(税込)