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 この度、当社では自社ブランド「Kizuna Okinawa」より株式会社セブン-イレブン・沖縄様の企業ユニフォーム製作で携わらせて頂きました。

 

企画ご相談を頂き、1年かけてデザイン構成や社員の皆様へ「かりゆしウェア」へのユニフォームやデザインについての意識調査、かりゆしウェア製作までに細かな調整を重ねて実現した想い入れのある製作となりました。

 

 株式会社セブン-イレブン・沖縄様の企業ミッションには沖縄県・沖縄県民とともに自然・伝統・文化を守り、継承していくというものがあるとのことで、

 かりゆしウェアには沖縄の伝統工芸「紅型」から絵柄を選んで頂き、テキスタイルとしてデザイン活用しております。

選んでいただいたのは、「イノー柄」。

このイノーというのは、沖縄の方言で珊瑚礁に囲まれた浅い海(礁池)を指します。

昔から沖縄では「海の畑」とも言われ、小魚や貝・海藻など海の幸を手軽に与える豊かな場所として大切にされてきました。

 

そんな、柄の文脈を企業ミッションと通じて大切にしていきたいということで社員の皆様で

選ばれた背景があります。

 現在、(株)セブン-イレブン・沖縄様では、SDGs活動にも力を入れられているそうで、

循環型社会の実現を目指して、環境配慮への取り組みや社会インフラの構築、社会貢献など積極的に取り組まれていらっしゃいます。

 

 沖縄では正装としてビジネスシーンでも着用される沖縄県産品「かりゆしウェア」。

今後の会社の発展とともに社員の皆様がこのかりゆしウェアを地域と共にある企業の誇りとしてご着用頂けたら誠に幸いです。

 

 

沢山の作り手が紡ぎあってできる特注オーダー

今回は、Kizuna Okinawaが4ヶ月かけて提供させていただいた思い入れのある特注オーダーのかりゆしウェアをご紹介致します。

 
 県外からかりゆしウェアのオーダーのために飛行機に乗ってご来店された70歳過ぎのお客様。
知花 幸修 さんの紅型をメディアで見かけて一目惚れしたそうで、
特注でかりゆしウェアオーダーしたいと嬉しいご相談を頂きました。
他にはない、自分だけのデザインで作りたいというご要望もあり、デザイン構成で1ヶ月半。
染千花こだわりの型を使い、本紅型、藍型で染めております。
 
 
 
 
 
三着のうち一着はボディ地の藍染に、亞人さんに上品に染めて頂きました。
 
デザイン等お任せオーダーと言うこともあり、
3着それぞれがどんな表情をもつのか、
お客様のライフスタイルをイメージしながらデザイン構成を練り、
其々の主張がありながらも全体としてまとまりのあるデザインへ。
 
かりゆしウェアのパターンは、お客様の体型や可動域を調整して修正。
パターン修正には創業期からお世話になるパタンナーの
安里輝美さんに関わってもらっています。
 
 
 
 
 
県外の寒い地域でも着やすいように厚めの生地ながら柔らさのある天然高級リネンを。
そして、沖縄でも注目を集める
SHIMA DENIM WORKSさんの再生繊維バガスを選ばせて頂きました。
 
 
 
 最後の縫製を手がけるのは、かりゆしウェア認定工場フタバさん。
シーズン一番乗りでお客様が着用できる様に早めに仕立てて頂き、愛のある社長にいつも助けられています。
 
 
かりゆしウェア1着に沢山のモノづくり・工芸や縫製などの職人の手が入っています。
 
 
これまで多くのお客様のセミオーダーかりゆしウェア制作に携わらせて頂き、
サプライチェーン・工芸の方のご支援があって、
本質的なモノづくりの魅力体現に近づいている気がします。
 
「作り手と買い手を繋がるモノづくり」
 
3着とも自信を持って提供できる仕上がりです。
こうした挑戦させて頂いたお客様と育てて頂いた沢山の方のご縁に
本当に感謝です。
 
 
 

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