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高等学校での講話登壇/探求学習サポートを行いました

「伝統」についてのお話をしてもらえませんか?

そのようなお声がけを頂き
弊社では、数年前から教育現場での講話や、
生徒の探求学習サポートを行っています。

そして先日、今年初の対高校生講話へ。

今回はその時に感じたことを少し。

「伝統って大切」

そんな話がされるであろうと恐らく思っていた生徒を前に、

「自立する、価値を生み出す」

というテーマで話をした今回。

 

なぜこのテーマに?と言うと、

『生徒たちにとっては

 「伝統」は何となくよいものというイメージはある。

 が、それ止まりで問いが深まっていない』

という状況を伺っていたから。

 

これはつまり、

「別に俺らはやりたくないけどね」

の学習段階にきっと他ならない。

 

そこで今回は、

自分のやりたいと思うことに気づくきっかけや

自分の感情と行動がつながる経験、

そして他者とチームになる感覚を伝えたいと思い、

 

弊社が伝統と縫製業をとおして日々行っている

「自立」に向けた考え方や行動の繰り返しについて

お話しました。

私たちの考える「自立」とは、

外部環境に支配されない

ということだけではありません。

 

その過程として、

自分の力で価値を生み出そうとし、

仲間と共に

よりよく生きる力を循環させ続ける

ということ。

 

そして、

伝統を盛り上げたり新しくしたりする役割を担いながらも、

その土台には伝統技術を守り継承して下さる方々への敬意がある

ということ。

 

事業の根底には、

戦後沖縄でたくましく生きた先人の生き方に

もっと多くの人が気づけば

これからの沖縄に可能性を見出せる

と感じていること。

 

これらの考え方とルーツを力に、

今に生きる私たちが

沖縄という地域が持つ魅力や強みに気づき、

自信を持って生み出すしくみをつくりたい

ということ。

そういった内容でお話させて頂きました。

予想外に真剣に目を向け話に聞き入る10代の子たち。

初めて知るかりゆしウェアの歴史からも

大人が挑戦する背中からも

 

彼らがこれから行う探求学習という名の

行動力・創作力のきっかけがあればいいな

と微力ながら誠心誠意お伝えしました。

 

そして、その後に続く彼ら自身の探求テーマ

への発問サポートとして

 

あなた自身の好きなことは?

このテーマに取り組んで、君たちは得するの?

誰を巻き込んだら助けてもらえそう?

自分が自然とやり続けられる方法やテーマじゃないと

面白くないよ?

 

などの声かけに

 

「え、面白そうと思うことやっていいの?」

 

という戸惑いの目もちらほらと。

 

彼らの多くは、

生まれも育ちも沖縄だけれど

この土地のことをきっとまだよく知らない。

 

その確信の無さに

若者の抱えるモヤモヤやジレンマが見えた一方で、

 

この気持ちを揺り動かす

沖縄についてもっと知りたい

という想いも垣間見れた時間。

 

それは10代の頃の私もそうだったし、

今の私もきっとまだそうかもしれない。

 

けれども、

 

それぞれの役割や強みを発揮し、

等身大の弱さも仲間とフォローし合いながら

そのままの自分達からスタートする。

 

そこには自分の「好き」があっていい。

 

その掛け合わせで何かに挑戦できたり、

誰かのためになる、につながったりするかもしれない。

 

その「かもしれない」の行動力を

 

彼らに負けず私たち大人も起こし続けたい

と改めて気持ち新たになった1日でもありました。

今回のように
産業と教育がつながる貴重な機会。

課題が山積みと言われる中でも、
色々なことが、様々な人の力で確実に動いています。

 

このような機会に

子供たちと関わり話をする時間を

これからも大切にしていきたいと思います。

 

https://www.roku-you.co

#学びプロダクション
#株式会社rokuyou(rokuyou, Inc.)

#SEL
#Social Emotional Learning
#社会性・情動の教育
#学びの仕掛け

 

【 株式会社islandworks「誰もが支え合い働く社会の実現」事業においてJANPIA助成金事業者に採択 】

2024年6月27日発表

 

 株式会社islandworks(代表取締役:野原真麻)は、このたび、
日本公益財団法人(JANPIA)による助成金事業の採択を受けましたことをお知らせいたします。

 

《 JANPIA助成金事業の概要 》

休眠預金活用事業(一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA))を活用し、
沖縄で「誰もが支え合い働く社会の実現」を目指す南西地域(沖縄県及び奄美群島)での
支援活動実績がある団体への助成事業であり、
一般財団法人南西地域産業活性化センター(NIAC)と公益財団法人沖縄県労働者福祉基金協会
(沖縄県労福協)ならびに認定NPO法人日本都市計画家協会(JSURP)が資金分配団体となります。
 

 

《 採択プロジェクト「縫製技術研修を通した母子世帯のキャリアパス提供事業」について 》

今回の採択を受けたプロジェクト「縫製技術研修を通した母子世帯のキャリアパス提供事業」は、
沖縄県母子貧困世帯の就労支援による経済自立を図ることを主軸とし、JANPIA助成金事業目的の① 安全・安定的な生活環境、子育て環境の構築 ② 個々の特性に応じた自立の基盤づくり に取り組みます。
具体的には、貧困母子世帯の継続的雇用の就労機会提供や、縫製業界の縫製技術者不足の解消、
縫製技術職の職業価値工場を行うことで、最終的に地域の自立したものづくり基盤構築を目指します。

 

 

 


                                 

 

 

     

多くの方々のご支援により、立ち上げ・稼働が叶いました
地域循環型縫製工房『MAARY FACTORY』のウェブサイトを開設いたしました。

https://maaru.islandworks.co.jp/

「ものづくりの可視化」をひとつのテーマに、

弊社の挑戦に共感し、
ものをつくるという仕事に喜びと可能性を見出そうとする輪が
少しずつでも広がることを願い、
伝えることにもこだわったウェブサイトに育てたいと考えております。

今後は、弊社の情報やお知らせなど、様々な情報を発信してまいりますので、
是非ご覧くださいませ。

 

2024年4月18日記

 

「世界で勝負がしたい」/スクールを出た皆さんと共に、沖縄でしか作ることのできない1着を。(琉球新報WEB版掲載/2024年4月5日)

2024年4月5日、琉球新報様にWEB版記事を掲載頂きました。

https://ryukyushimpo.jp/news/region/entry-2958025.html

今回は、「アパレル事業」と「縫製スクール」の関係性について取材頂いております。画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: unnamed2.jpeg

沖縄の経済を活性化させる仕組み作りとして
MAARUFACTORYを共に盛り上げてくれる製技術者様も引き続き募集しております。

今後ともMAARU FACTORYを宜しくお願い申し上げます。

2024年4月6日記

目指すのは世界に飛び出すものづくり。縫製技術の担い手育成・ものづくりの可視化に挑戦する地域循環型縫製工房。

https://youtu.be/UXQdvJD0ms8?si=pPkgF4MVk08WhHvt画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: unnamed-1024x576.jpeg

いつもセミオーダーかりゆしKizunaならびにMAARU FACTORYの応援
誠にありがとうございます。

2024年3月28日、
沖縄テレビ様にて約10分間の特集放送をして頂きました。

弊社はこれからも沖縄の伝統文化を盛り上げ、縫製技術者育成とソーシャルビジネスの活性化に挑戦して参ります。
今後とも応援宜しくお願い申し上げます。

2024年4月6日記

県の伝統染織物「かりゆしウェア」を通して、沖縄・日本の未来を紡ぐ。「縫製技術の後継」「地域資源の循環利用」「ママの自立支援」の社会課題に取り組む【MAARU FACTORY】クラウドファンディング終了間近。

社会課題と向き合い、日本の縫製技術・沖縄の伝統工芸をつなげる地域のモノづくり縫製工房『MAARU FACTORY』/クラウドファンディング挑戦の記事を、琉球新報社(12/10)、沖縄タイムス社(12/13)に掲載いただきました。

琉球新報 2023年12月10日 掲載

沖縄タイムス 2023年12月13日  掲載

資源循環型工房MAARU FACTORYでは、11月よりクラウドファンディングに挑戦しており、多くの方々からご支援金や応援メッセージを頂いておりますことを、この場を借りて心より御礼申し上げます。

そしてこの度、琉球新報社・沖縄タイムス社にてクラウドファンディング記事を掲載頂き、有難いことにご支援のお問合せや縫製の仕事に興味があるというお問合せも多く頂いております。

クラウドファンディング終了間近となった現在、終了後のその先こそが本当の挑戦の始まりだと、さらに身の引き締まる思いの私たちですが、

様々なファールドでご尽力されている方々からサポートのお話が舞い降りてきたり、
MAARU FACTORYが生み出す想いや仕組みの中で働いてみたい、スキルをつけたいと、自分自身の人生を動かそうとされている方々がすでにいらっしゃることに
この取り組みに奔走している今の価値と意味を改めて感じております。

クラウドファンディングを始めるにあたって、この壮大な計画をどのように始めればよいか、伝えればよいか、本当に頭を抱える日々でしたが、

多くの方々の支えでここまで来られたことに深く感謝申し上げます。

2023年師走。
外に出られなかった数年前にあれだけ夢見た、「誰かとつながる」という当たり前の年末が今年もやってきました。

『つながり、そして  自ら生みだす』

それが困難になってしまったモノづくりの世界に、この「当たり前」を再び ———

それを実現させるため、2024年もMAARU FACTORYは挑戦し続けます。
まだまだ多くのハードルが立ちはだかる私たちの挑戦でが、引き続きの応援を、どうぞ宜しくお願いいたします。

2024年も、皆様に多くのご多幸が訪れるようお祈り申し上げます。