2019.07.12
Apparel
こんにちは。
つい先日、ある企業様のご依頼でお受けした「かりゆしウェア」を納品して参りました。
このかりゆし企画は、全てが「ご縁」で頂いたお話だったので、とても思い入れがあり、
やっと納品ができ嬉しく思っています。
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「南風原絣を使ったかりゆしウェアを作りたい。」
「応援している地元の工房さんなんです。」
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そんなオーダーがスタートでした。
織物は、柄の図面を書いたり、糸にして、染め、織って「反」にするまで
ものすごく長い行程を経て分業で成り立っているモノづくりです。
今回は、夏に着るかりゆしウェアということで、
壁上布という生地に「ゴーマーイ」という柄がデザインされた反を使って製作させて頂きました。
「壁上布」は、他の麻織物と違い、薄手の絹100%の織物で、独特のしゃり感のある手触りが特徴です。
沖縄の古民家にあった、床の間の壁(ちょっとざらざらしている感じ)をならって、壁上布と言われているとのこと。
この「壁上布」は、高度な技術を要するので、今では織り手さんが南風原にしかない希少な織物です。
そんな織に施された柄は、「ゴーマーイ」。
「手を取り合って」という意味だそうです。
今回、クライアントさんと一緒に反物を選びに行きましたが、この柄の意味を聞いて、
「まさに、うちはコレですね!」と、即決。
私も、企業かりゆしのコーポレートメッセージが、
手を取り合ってなんていう意味があることを知ったら、
「粋だなぁ〜」なんでズキュンとやられてしまいそうです。(笑)
先日、伺ったら、皆様全員でお召しになられていました。
胸いっぱいになったこの感動を、明日への活力にかえて。
また、頑張っていきます!
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Kizunaでは、ブランド名にある、人と人との絆、モノづくりの人と着る人との絆を
大事にしたいと考えています。
こんな、企画。
もし、うちでも!という方、是非お声かけくださいませ。
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