2019.12.03
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CEOキッズアカデミーのクラスでは、「ジューススタンドでどんなジュースを売るのか」という
商品開発の単元があります。
その中でもモノやサービスを生み出す時に、
マーケティングのファーストステップとして行うのが、「ニーズ」を見出すこと。
お客さんが、
「何の理由で商品を買うのか」、「どんな時にほしいのか」、「いくらだったら買いたいと思うのか」
など、
買う人(相手)の気持ちを想定したり、調査・分析をしたりします。
子供達には「自分だったら?」という切り口で考えてもらうわけです。
ニーズを想定して、調査・分析をして商品開発をするのは基本となりますが、
さらに、深掘りすると、
お客さんがまだ気付いていない欲求を見出す(潜在ニーズ=ウォンツ)視点も
育てることができます。
(→CEOキッズアカデミー上級編は自らビジネスモデルを組み立てるカリキュラムです)
新しい技術やサービス、材料等をもっている場合、
他のどんな分野や新しいマーケットで役にたつのか、必要とされるのかという想像力が
必要となります。
みなさんがよく知る事例が、「インターネット」ですよね。
これまでなかった新しい技術やサービス(シーズ)です。
このインターネットのおかげで人は世界とつながることができ、
欲しいものをすぐにいつでも買える時代になりました。
今では、必要不可欠なもの(ニーズ)となっています。
こんな風に、
相手の気持ちを汲み取る想像力、
子ども達の想像力・アイディアを発展させる力、
自分の得意技術や分野を何かと掛け合わせて新しい価値を生み出す力こそ
他にはない「自分にしかできない価値を見出すこと」に繋がる様に思います。
ビジネスはちょっと早いかな・・・
別に子供に起業家になってほしいわけではないし・・・
ビジネスと金融?
と、ハテナがつく親御さんも多いかもしれません。
しかし、AI・Iot化が進み私たち親の世代とは全く違う時代を生きるのが子どもたちです。
これからの時代に必要とされる一つの力として、
ロボットやAIにはできない、最上位目標(ゴール)の設定や課題や問題を先回りして行う意思決定や指示するなど、いわゆる「マネジメント力」が大事になってきます。
これは、経営者にならなくても、どんな仕事でも必要とされる「主体性」を導く力だと考えています。
子ども達に、
自ら考え、自ら行動し、自ら問題を解決できる力を。